来月末まで仕事が修羅場進行なので走り書き。


 ・小説というものに関して。
 ・文庫本はかなり完成されたフォーマットである。というか紙媒体はハードとソフトを兼ねるハイスペックなメディアの上に、高可読性+高携帯性を持っているメディアは他にはない(本題とは外れるのでてきとー。この論だとワンセグをどう評価しろと言うのか、とかは考えない。そんな時間がない)
 ・故に文庫本はその総量に対して制限を持つ。主に物理的な意味で。ページ数を増やせば携帯性が損なわれるし、ページ当たりの文字数を増やせば可読性が損なわれる。
 ・ノベルゲームは携帯性を捨て、その媒体を髪ではなく、磁気ディスク→光学メディアと移した(歴史的にはどうか? 現在の主流は光学メディアであることは間違いないと思うが……)。結果としてほぼ無制限ともいえる(CD1枚分のテキストを読み書きすることすら現実的ではない)総量の増加を可能とした。総量の増加はすなわち無制限な表現量の増加であり自由度の増加である。
 ・一方、ケータイ小説はその携帯性を高めたが故に極端な文字数(特にページ当たりの。総量の低下は全般的な傾向としてあるはず、と言う程度の認識。特に調べたわけではない)の低下が起こった。
 ・この両者は「媒体がその性質を決定づけている」という点でよく似ている。
 
 うむてきとー。何が言いたいのか自分でもよくわからないにゃー。そのうちまた考える、かも。