『バッカーノ!2001 The Children Of Bottle』(成田良悟:電撃)

『笑顔中毒者(スマイルジャンキー)』、エルマー・C・アルバトロスを探して北欧の森を訪れた4人の不死者たち。そこにあった小さな村には、余所者達に不可解なほどの敵意を向ける村人と、何故か"悪魔"と恐れられているエルマー、そして不思議な少女フィルがいた――


外れがないなぁ、という印象。破綻なく唐突な展開なくしかしわくわくさせてくれる展開あり、と。この人の作品は投げっぱなしにならないので安心して読めます。
バッカーノ!は特定のキャラに頼りきらないところが好感が持てるのですが、キャラ萌えに関してはまったく存在しないといっても良いので、売れてないんだろうなぁ、と心配するばかり。いや実際売れてないらしいです。面白いのに。