読んだ本

福音の少年 錬金術師の息子』(加地尚武ぺんぎん書房
読んでる途中から薄々と感じてはいたのだが。既視感、というか、どこかで見たようなキャラ造形というか。
で、調べてみると当り。元はエヴァSSだったようですね。『錬金術師ゲンドウ』というエヴァSSが原型のようです。
話の中身は非常に面白くできていたと思います。エヴァ2次創作としても、オリジナルとして読んでも十分に楽しめる内容だったかと。中盤から後半にかけて若干不満が残りますが(てゆーか前半の出来が良かったんで、そのペースを期待すると若干物足りないって言う印象か?)、概ね良い出来だったかと思います。


しかし。
2次創作が1次創作の体裁をとって出版される時代になったというのは、どう判断すればよいものやら。出版の未来については欠片も心配しちゃいませんが、書き手の未来については色々と思う事があったり。
とりあえず。
StudioS2Rさんの"DIVA"が出版されると良いと思います!(結局言いたかったのはそれか
……すみません、信者の戯言でした(ぉ




『ARIEL(エリアル)[20]』(笹本祐一ソノラマ文庫
完結。読み始めたのは割りと最近(それでも4年位前か。たしか天野さんの日記で知ったのがきっかけだったと思う)なのだが、それなりに感慨深いものが。
内容に関しては……ちょっと物足りないかな。今までの(というよりは初期の)はっちゃけっぷりをどうしても期待してしまって(苦笑
うん。それでも十分に納得いく結末でした。お疲れ様でした、と一言。そして、外伝期待してます、と追伸。