最近考えたこととか。


エヴァってシンジ君が自分の居場所を探す話とも読める、と言うことに最近やっと気づいた。
イコノクラストって榊版エヴァだということに今更気づいた。ただし箇条書きマジック的に似ているだけでテーマ自体は違う感じ。というかやっぱ似ちゃうんですかね……巨大ロボットもののパターンってそう多くはないし。
・システムを体系化する場合は「要求」「仕様」「実装」「運用」程度に分けたほうが理解しやすい。最低でも「仕様」「実装」の2レイヤーには分けるべき。文章技法を含む表現方法は全て実装側のレイヤーに乗る。実装を議論する際に、仕様をきちんと決めていないと議論にならない。実装方法は仕様によって変化する――というよりは仕様に対し最適な実装方法を模索する必要があるため。常時有効な実装方法は無い。
・しばらく前に、東方(というかSTGというジャンル)に対し、旧態依然で変化が無い、という類の批判をしたエントリがあった。東方に関して言えば、紅魔郷の時点で「21世紀の20世紀弾幕STG」というジャンルであることは明示されているので、その批判には意味が無い。この点に関してのみ、一応指摘しておく。
・東方の人気に関して考察した文章をいくらか見かけるが、自分の見た範囲では「期間」に言及した考察は無かった。Windows環境に移ってきた紅魔郷が02年発売なので、現在まで6年ほど同一キャラクタで作品を作り続けていることになる(PC98の時代から累計すればもっと長くなる)。期間が長い場合、ファンが増え続けるという現象が起こる(ファン人数が減少に転ずるのは、大抵燃料が投下されなくなった場合である)。同様の現象としては、ひぐらしD.C.、連載漫画等に見ることができる。要因の一つとして考えても良いかと思う。