好きな作品が有名になるのが嫌な理由(http://anond.hatelabo.jp/20070611175406)


 言及されている点に関しては、結構同意。
 やっぱりどうしてもにわかに見えちゃうからね。アレですよ。

『ですが、侮りを我慢することはできない。憎まれるのはかまいませぬが、蔑まれるのは耐えられぬのです』



 あと個人的には、そこそこの少人数で居心地が良かった場所が見る影もなく破壊されるのが嫌。凄く嫌。特に2chとかの匿名系のコミュニティが酷い。匿名でも記名(別に実名という意味ではなく、HNによる個人識別があるかないかということ)でも、『コミュニティの人数が増えると最上部のレベルが上がり、平均レベルが極端に下がる』という現象が起こる気がする。それ自体は別に悪い事じゃない、と言うかしょうがないのでもはや諦め気味。それに、それが絶対に悪いというわけじゃなくて、その中から凄く良い物が出てくるのも事実なので、全否定する気は全くない。ただし、匿名のコミュ……というか、2chのスレだと、本当に薄まるだけの事が多くて泣ける。なんかね、もうね。


 以下、どうしても愚痴になってしまうので隔離。


 まぁ、この手の経験というと、自分の場合、何と言っても東方スレなんですね。ゲサロの。東方スレがPCゲー板を脱出してゲサロに流れてきた頃の話です。当時はまだSTG板が無かったんですよね。
 最初に東方スレに行き始めたのは……たぶん2スレ目くらいかな。そこから20スレくらいまで。基本ROM、時々SS職人と化したりしてました。
 当時は楽しかった(回顧厨乙)。今と比べれば全然レベルは低かったですよそりゃ。SSだって絵だってアレンジだって、プレイのレベルだって、今の方が全然高い。でもねぇ……あの頃は東方を知ってる人たちの中で一体感があった。誰かがSSを書いたり絵を投下したりすれば素直に反応があったし、ただの初クリアのリプを上げてもちゃんと反応があった。迷わない恋も雷帝のEx速攻プレイも面白かった。コミュニケーションがあった。一体感があった。なんかまぁ、まったりと楽しかった。……いや本当に回顧厨デスね。まあいいや。
 そして妖々夢が発売。
 それまで1週間〜10日ぐらいで1スレだったのが、1日1スレに加速。この時点で自分は終了。以降、スレの消費速度は上がり続け、ついには1日3スレを消費するように。スレは皆が好き勝手に書きたいことを書くだけの空間に……


 本当に。あの場所が、懐かしい。
 ……以上、回顧厨の戯れ言でした。


 追記的に。
 メンバーが替わらないコミュニティは結局いつか終焉を迎えるんですけどね。硬直して自家中毒を起こすことが多く、閉鎖的かつ内輪向けの空間になってしまう。その程度のことは分かっているんですが。
 でも、フリップフラップ=リーフ星人というネタで楽しそうにしている紫雨スレとかにいると、昔は東方スレもこんな感じだったよなぁ、とか思ったりするわけですよ。