ありがちはいけないことか?

http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20070115#p1


 ちょうど読み終わった『ハイペリオンの没落』(ダン・シモンズ)の解説(大森望)から一文引用。

SFのくだらなさも俗っぽさもまるごと引き受け、それを可能な限り高いレベルで再構成すれば、できあがった作品は単なる再生産ではなく、まだ見たことのない何かに変貌する。

 やるなら徹底的にやれって事じゃないかな。それが出来ないから駄作は生まれる。
 それをしなくても傑作が生まれるとしたら、それは天才の手によってだけじゃないかな。あるいは奇跡と幸運と偶然とか。