ラノベは作家買いが少ない?

 個人的に思ってることをつらつらと。データなんか無いので全く以て想像の域を出ませんが。


 最初に思いつくのは、レーベルごとの特色、というかブランド、というか。ファンタジア文庫電撃文庫スニーカー文庫、etcetc、まぁいろいろあるがレーベルには割と独自のカラーがあって、どこのレーベルの本を読んでも同じ、ということはあり得ない。レーベル内部の人が作りたいカラーは、新人賞受賞作の傾向を見れば多少はわかるだろう。読者が感じてるカラーは、売れ筋をみれば多少はわかる、かな。
 シリーズものが多い=巻数が多い、であって、その作家のほかの著作まで手を出す必要がない、とか。おそらく、大多数の人は1日1冊とか、あるいは月に10冊も本を読まない……というかたぶんそれ以下。この辺のデータはどこかにあるんじゃないかと思う。だとしたら、作家買いなんかしなくても、シリーズの新刊が出たときに買って読めば十分、みたいな感じなのかも。
 ラノベ作家は割とレーベル固定、というか一つのレーベルから本を出し続けることが多く、複数のレーベルから本を出しているのは意外とごく一部である、という現実とか。これに関してはいろいろと事情もあるだろうし、何ともいえないが。まぁ、複数のレーベルから本を出しつつ、さらに一定以上の人気を持っているラノベ作家は、本当にごく一部だ、という現実は悲しいけど存在しますね。
 あとは絵師買いとか。どこのどの本、とはいわないが、イラストが良いから売れてるとしか思えない本だってある。ほら、ラ板のデフォルト名は"イラストに騙された名無しさん"な訳だしね(苦笑


 で、ここからはちょっとアレな推測になるのだが……
 もしかすると、ライトノベル購入者の大多数、即ちライトユーザはそもそも作家名なんか覚えようとしてない、とか(汗
 理由はともかく、作家名を覚えてないなら、作家買いが起きるわけはないですよね。とすれば、他の要因が購入基準になるわけで、そうなったなら視覚的に覚えやすい点が重要になってくると思う。その点において、各レーベルの表紙背表紙は差別化が図られていて、非常にわかりやすい。故にレーベル買いが起こる、とか。


 んー、例によって戯言、というか妄言の類なので特にまとめもなく終わります(ぉ