需要と供給の問題

 いわゆる一次創作が読まれないのは非常に単純な理由だと思うのですよ。タイトル通り、需要と供給の問題。だってほら、考えてもみてください。
 自分の本棚でも、本屋さんの棚でも何でも良いです。1次創作と2次創作、どっちの方が多いですか?
 これで2次創作のほうが多い! という人がいたらその人はかなりのレアケースだと思うのですが(汗 普通、2次創作よりも、1次創作の方が入手難度が低いのです。
 マンガでも小説でも、1次創作の方が圧倒的に多いのです。意味や方向は全く違うのかもしれませんが、分類としてはそうなってしまうのは至極当然の事で。
 1次作品に触れ、それでも物足りない場合に2次作品を求めネットを彷徨うものですが、1次作品を読みたいなぁ、と思ったらまず本屋に行けば良いのです。読むものは、それこそ山のようにあるのですから。
 それでも、そんな事実の上で、一次作品に反応があるのならば。それは、とても素晴らしい、大切にしなきゃならないものだと思うのです。