読んだ本。

眠り姫:貴子潤一郎
ぴよぴよキングダム木村航
鳥は鳥であるために:野島けんじ
蒼穹の女神 111ヤークトシュタッフェル:すずきあきら
カレとカノジョと召還魔法:上月司
ロボット妹:佐藤ケイ
シャドウテイカー 黒の彼方:三上延
ダーク・バイオレッツ2 闇の絵本:三上延
アリソンⅢ<上><下>:時雨沢恵一
Holy☆Hearts! 世界を守る、お仕事です。:神代明
BLOODLINK 獣と神と人:山下卓
シャンク!! ザ・レイトストーリー VOL.1:秋田禎信
ダ・カーポ 芳野さくら編:雑賀匡
ダ・カーポ 天枷美春編:雑賀匡
ダ・カーポ 鷺澤頼子編:雑賀匡
ダ・カーポ 水越萌・眞子編:雑賀匡


 大体一週間で読んだ本。17冊か。今週は色々と読書週間だったのでなんか読んだ冊数大目です。まぁ、けっこうしょーもないのも混じってるせいもありますが(苦笑


 眠り姫。うーん。短編集なのですが、はっきりいってレベル高いです。表題作の『眠り姫』は異様なほど密度が濃くて圧倒される、というか正直引くくらいでした(苦笑 ただまぁ、ラノベとして見るとどれもこれも微妙。端整で丁寧で、非常に美しいのですけれど。たぶん、需要は少ないです。この手の予想は外れてくれたほうが嬉しいのですけどね……
 ぴよぴよキングダム。正直、キャラの掘り下げとかに癖があって、どうにも不安定な印象を受けるのですが。なんかこの勢いはけっこう好きです。てゆーか、一番驚いたのは表紙折り返しの著者紹介の欄、代表作のところに『CANNON BALL』(ライアーソフト)とあった事だったり。なんとなく納得。
 鳥は鳥であるために。なんか、この人人間嫌いだろ、とか思ったり。着想そのものは面白いのですが、安易な二元論に走ってるようで、そこはちょっと面白くない。敵役の兄のキャラにもどうも魅力を感じず。うーん。
 蒼穹の女神。主人公がひたすら情緒不安定なんでかなり置いてきぼり感が。それでも、色々解決して落ち着いてくる後半はけっこう読めたので悪くはないと思います。
 カレとカノジョと。悪魔のミカタと同系列、なのかな。戯言的でも。読んでてけっこう面白かったのでちょっと様子見。
 ロボット妹。……佐藤ケイに期待なんてなかったんですけどね(酷 仮面さんの気持ちがちょっとだけわかりました。
 シャドウテイカー。個人的に今回一番の当り。なんか説明し難いんですが、雰囲気が好きです。ただ、ホラーっていうほどホラーでもないかな。ホラーっぽい、ってくらいです(苦笑 しかし、純珪一さんのイラストがぴったり合ってて良し。電撃はこの辺ホント上手いなぁ。
 ダーク・バイオレッツ。シャドウテイカーがよかったので、同じ作者の積んであったのを引っ張り出してみました。で。……この人、上手くなってるんだな、と。この時点ではけっこう甘さが目立ちます。シャープさが違うというかなんというか。
 アリソン。普通。すごく普通。びっくりするほど普通。70点は取れる本です。それだけに面白みはあんまりないかなぁ。
 HolyHearts。ほのぼのっていうか、ステキ。あまりにもほほえましすぎて嬉しくなっちゃいます。
 BLOODLINK。なんか、微妙に面白かった。ところどころ違和感があるんだけど、それを差し引いても十分に面白くて、でも違和感があるという……。続き読みたいなぁ。確か積んであったはずだけど。
 シャンク。プレオーフェンを薄めたみたいな印象。たぶん薄くなったのは世界観とキャラ。微妙。あと、このイラスト(依澄れい)は壊滅的に合わないと思います。
 D.C.ブックオフで250円だったから。ただそれだけ。いじょ。